12. Lの発音方法。英語発音矯正のコツとフォニックスルール。練習方法。

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1.L
の英語発音 のコツ

こんにちは、横浜市都筑区の子供英語教室で、10年も連続英語スピーチコンテスト受賞!全国1位に導いた英語発音矯正専門家、フォニックス指導専門家。
オンラインレッスン(スカイプ)で英語発音とフォニックスを専門に教えている「みいちゃんママ(妹尾佳江)」です。


今回は Lの発音についてレッスン致しましょう!

Lのアルファベット読みはカタカナで書くことは不可能なので、
発音記号で書くと、[ el ]。

音読みを発音記号で書くと、[ l ]。

Lの音読みは発音記号で書くと1つですが、
実際の会話に使われるLの音読みは2つあります。

1)舌先が口の天井につくL
2)舌先が口の天井につかないL


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2.Lの音読みその1:舌先が口の天井につくLの英語のコツ


このL
を出す時の舌先の位置は、

歯が終わり、

口の天井部分であるあたたかくやわらかい部分が始まったところから、
最も下がったポイント(ボッコン部分)の間に、
舌先をつけます。

唇は、黙って口を閉じている時の唇の横幅そのままにし、
お母さん指の厚み程度分を縦方向に(上下に)軽く少しだけ開けます。

口をわずかに開けて『う』 と声を出します。

舌は、必ず、天井にくっつけたままで音を出してくださいね。

舌先を天井から離してはいけません!

これが L です。

 

Lを発音する時の注意点は、

舌先を天井にペッタリ押し付けること!

L 音の発音解説書には、

舌先を上前歯の裏にあてると書かれているものも数多くあります。

しかし、舌が短めの日本人の場合、

上前歯の裏まで舌を伸ばすと、

逆に発音しづらくなる人がいるのです。

舌の長さや幅は個人差が大きいため、

一概にこうでなければいけませんと言い切れるものではありません。
上前歯の付け根あたりからボッコンまでの間の、
どこかに舌先がついていればOKです。

子供達にLを教える時には、
上記のようにLの発音ポイントを教えたとたん、

子供達はいとも簡単にとてもきれいな L音 をだせるようになります。

 

練習問題

1. lamb laは、舌先を天井につけた位置から≪ら≫

2. lemon leは、舌先を天井につけた位置から≪れ≫

3. lion liは、舌先を天井につけた位置から≪らい≫

4. lobby loは、舌先を天井につけた位置から≪ろ≫

5. lucky luは、舌先を天井につけた位置から≪ら≫

 

上手にできましたか?

 

*ここで1つ注意しなければならないことがあります。

 

上記単語におけるla lu の発音のちがいは、母音部分から生じます。

上記単語における、

a u の発音の決定的なちがい!』は口の開け方にあります。

 

a は、日本語で『えー』と言う時よりももっと唇を左右に(横方向に)大きく開け『あ』と強くはっきり発音するのに対し、

u は、黙っている時の自然な唇の横幅を保ち、

手指のお母さん指の厚み程度唇を縦方向に(上下に)軽く開けて、

あまり力を入れずに弱めに『ァ』と発音します。 

a u の口のあけ具合は全くちがいますから注意して下さい。

 

3.Lの音読みその2:舌先が口の天井につかないLの発音のコツ


単語の語尾にLがある場合、
Lの後に子音がくる場合にこの発音になります。
Lだけでどういう発音をすればよいのかを知っておくと簡単に出せる音です。

このLの発音のことを、ソフトL、または、ダークLと呼びます。

このLの発音をする単語には以下があります。

 

1)ソフトL、ダークLで発音する単語

milk

file
cool
world
pearl
girl
school
all




2)ソフトL、ダークLの発音のコツ

このLの発音をする時は、
舌先を口の天井のボッコン部分すれすれまで持ち上げ、
口はわずかしか開けずに「オ」と声を出します。
「オ」という声が終わった後に舌先が口の天井のボッコン
部分に軽く触れます。
舌先が天井についた時にはもう「オ」という声は出ていないのです。


worldのworlは「worオ」
milkのmilは「ミオ」


fileのlは「オ」
coolのlは「オ」
pearlのlは「オ」
girlのlは「オ」
schoolのlは「オ」


all:オー

 

3)リンク(リエゾン)する場合

all in

all over
all at  
のように
語末がLで終わる単語の次に母音で始まる単語がくる場合は、
l と母音がリンクします。

all in の場合、lとiがリンクし「li=リ」になります。
all overの場合、lとo(オゥ)がリンクし「lo=ロゥ」になります。
all atの場合、lとaがリンクし「la=ラ」になります。
このことからも、語末のLは舌先が天井につくことがわかります。


この発音は日本人にとっては難しいように思われがちですが、
舌先が天井につくタイミングさえ覚えてしまえば、
簡単に発音できるようになります。

何度も発音練習すれば、どなたでもきれいに発音できますのでご安心下さいね。

 

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