親分子分(おやぶんこぶん)のルールとは何?英単語を読む時のきまり

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親分子分のルール

こんにちは、横浜市都筑区の子供英会話教室で、10年も連続英語スピーチコンテスト受賞!全国1位に導いた英語発音矯正専門家、フォニックス指導専門家。
オンラインレッスン(スカイプ)で英語発音とフォニックスを専門に教えている「みいちゃんママ(妹尾佳江)」です。

1.親分子分


今回は、親分子分(おやぶんこぶん)のルールについてレッスン致しましょう!


(*親分子分のルールという名称は、みいちゃんママの造語です。)

母音の親分子分(おやぶんこぶん)のルールとは、

1つの英単語に母音が2つ以上ある場合、

ある母音が親分になってしまう(=強く読む=第一アクセントが置かれる)と、

残りの母音は、子分の音(=弱く曖昧な母音)になる


というフォニックスルールです。


子分の音がどういう音になるのかをしっかり教えるだけで、

英語発音はぐっと良くなりますのでおためし下さいね。



みいちゃんママの英語教室では、

子供たちに、わかりやすくフォニックスルールを覚えてもらうため、

みいちゃんママが、ストーリー仕立てで、フォニックルールを教えます。


今日のお話は、子供たち、とりわけ男の子達になぜかバカウケの、

ボイン=母音 のお話です!

名づけて 【ボイン家の仁義無き戦い=親分子分のルール】


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昔々、アメリカに、こわーいやくざ(マフィア)の親分一家が住んでいた。

親分の名は、アルカポネ ボイン。

その奥さんの名は、チョウ ボイン。

1番目の子供の名は、ヘナチョコ ボイン。

2番目の子供は、パワフル ボイン。

ある日、親分のアルカポネ ボインが、拳銃で撃たれて即死!

すると、相続争いが勃発!


子供のヘナチョコ ボインと、パワフル ボインが激しく争った。

仁義なき戦いの末、パワフル ボインが勝った。

負けたヘナチョコ ボインは、子分に降格された。


子分にされたヘナチョコ ボインの声は、ショックのあまり、

小さくて曖昧な、
ぼそぼそ何をいっているのかハッキリ聞き取りにくい、
ヘナチョコな音に変わってしまった!



やくざ一家のしきたりでは、

親分ボインだけが、ハッキリと大きな音でしゃべることができ、

子分ボインは、ヘナチョコな音で、

弱虫のようにしゃべらねばならなかった。


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さあ、そろそろフォニックス本題に入りましょう。


1つの英単語に、母音(ぼいん)が2つ以上ある場合、

ある母音が親分になってしまう=強勢がかかる=第一アクセントが置かれる と、

残りの母音は、子分の音=弱く曖昧な母音になる!



辞書をひくと、

弱く曖昧に変化した母音の発音記号は、

【 e がさか立ちしたような記号】で書かれています。

eが逆立ちしたような発音記号は、
『母音が弱音化した音』 を表しています。

単語によっては、あまりに曖昧で弱い発音に変わりすぎているため、

eが逆立ちしたような発音記号も省略されるほどです。




どの母音が弱音化しているのかによって、発音は微妙に変わります。


a ,e, i, o, u の弱音化したものが、

すべて e が逆立ちしたような記号になるので、

弱音化する前の音を少々引きずった音になるのです。



同じ発音記号であるにもかかわらず、微妙に音がちがいますから、

発音記号を読めない人は、とても戸惑ってしまうはず。



日本語の『あいうえお』のどれとも判別できないような、
曖昧な音に変化しながらも、
もとの母音の音をわずかにひきずっていればOKです。


* 参考までに *
辞書の発音記号の上に、
カタカナの『ノ』のようなマーク
がついている部分が、
第一アクセント を示す記号=ここが親分の母音ですよ 
という記号です。
それとは反対向きに書かれているマークは、
第2アクセント=子分の母音はここですよ 
を示しています。




例をあげて単語を読んでみましょう。

pencil  

この単語内の母音(ぼいん)は、e と i の2つ。

辞書を引くと、第一強勢=第一アクセントは、

e の上に書かれていますから、

e が親分の音=通常の母音の発音どおり。

i は、子分の音=弱音化した母音として発音する 

にならねばなりません。

i は、『い』という音が弱音化するので、

弱い『お』なのか弱い『う』なのかわからないような、

曖昧な音で発音しなければなりません。

ci は、『スィ』ではなく、『ソ』のようになります。

『ペンシル』 ではなく、『ぺんソゥ』 になります。




lemon

母音は、e と o の2つ。

辞書を引くと、第一アクセントは、e の上なので、

e が親分の音。

o は、子分の音にならねばなりません。

o は、

『オとアがまじったような音』である本来の音が弱音化しなければならない。

弱い『ぉ』なのか、弱い『ぅ』なのか、弱い『ぁ』なのかわからないような、

曖昧な音で発音しなければならなくなります。

mo は、『モ』ではなく、

軽く弱い『ま』でも『も』でも『む』でもないような曖昧な音
になります。

『れモン』ではなく、『れメン』 または、『れマン』のようになります。



これらの英語の発音はカタカナやひらがなではとても書き表せない発音ですが、

無理矢理書き表すとすると、

『ぺんソゥ』

『れマン』

のような雰囲気になります。



英単語は、決してローマ字読みしてはいけません。

なぜ、ローマ字読みしてはいけないのか?

この親分・子分のルールがあるからですね。


ローマ字とは、もともと、 日本語を 無理矢理アルファベット表記したもの。

山本 とか、村上 とかの日本人名や、地名などを、

アルファベットしか読めない人に伝えようと する時に無理矢理使った文字。

ですから、

ローマ字読みは、英語を読むときには使えない。



では、練習問題です。単語を読んでみましょう。

以下は、すべて2番目の文字が、親分ですよ。


video,  zebra,  diamond,  kitten,  rocket,


【母音の親分子分のルール】納得していただけましたか?


フォニックスを知れば、英単語を読む時のルールがしっかりわかります。

小学生でも英単語がスラスラ読めるようになります。



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