45. arの発音方法。英語発音矯正のコツとフォニックスルール。練習方法。

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arの英語発音

1.arの発音


こんにちは、横浜市都筑区の子供英会話教室で、10年も連続英語スピーチコンテスト受賞!全国1位に導いた英語発音矯正専門家、フォニックス指導専門家。
オンラインレッスン(スカイプ)で英語発音とフォニックスを専門に教えている「みいちゃんママ(妹尾佳江)」です。

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今回は arの発音 についてレッスン致しましょう!

arは、a と r を一つずつ音読みするのではありません。
ar
という2文字で1つの発音を表わしています。

発音記号で書くと[ɑːr]。

 

以下の単語を大きな声で読んでみましょう。

car
far
park
hard
star
March

 

ar をアメリカ英語で発音すると、 r 部分は舌先を持ち上げねばなりません。

舌の長さのちょうど真ん中あたりから、徐々に舌を持ち上げ、舌先は、口の天井からほんの少し離れたあたりまで、しっかり口の天井方向へ舌先を持ち上げるのです。

では、口の天井のどのへんまで舌先を持ち上げるのか?

を詳しく説明いたします。

 

まず、舌先を上前歯裏側の歯の付け根にあて、そこからスタートして、舌先を口の奥へ向かってなめて行ってください。

口の天井の形状がどのようになっているのかを、舌で触れて感じてみてほしいのです。

ゆっくりなめ進めると、口の天井というのは、だんだん下がっていくのがわかりますね。

一番下がったポイントを超えると、今度は、一挙にドーンと上へ、ドームのようにあがっていくのがわかります。

これが、口の天井の形です。

 

ar r を発音する時には、舌先を、この一番下がったポイントのすぐそばまで持っていくこと。

これが、コツです。

 

ar a部分の発音は、日本語の『あ』を発音する時よりも、もっとしっかり縦に大きく口を開けます。

日本語の『あ』の2倍程度口を縦にあけるつもりで、下あごをしっかり下げて、口を開け、「アー」と言う声を出しますが、「ア」という声を出す時には舌先は口の底にあります。

 

「ア」という声を出したらすぐに、「ー」部分では、舌先を口の天井の一番下がったポイントのすぐそばまで、持ち上げながら音を出すのです。

「ア」と言う声を出してから、ゆっくり舌先を上へカールさせていくのがコツです。

この時、舌先を持ち上げるとともに、口の開きはだんだんせばめていきます。

音声付の電子辞書などでお手本の音をよく聞き、それをまねするようにして下さい。

 

舌先をカールさせながら、縦方向への口の開きを弱めていく力加減と、タイミングを覚えこんでください。

この加減を身体が覚えるまで、繰り返し発音練習することが大事です。

 

日本人の大半は、縦に口を大きく開けることが苦手な為、この ar がきれいに発音できません。

 

まずは、下あごをしっかりさげて、口を大きく縦に開けてくださいね。

それから、舌先をカールさせましょう。

ただし、この r の音は、強く長く出しすぎてはいけません。

ほどよく発音してください。

r 部分の音が長く強すぎると、都会的な洗練された印象が薄れ、田舎の人のようになりますので気をつけてください。

 

 *** 注意 ***

ここでは、アメリカ英語の ar の発音をレッスンしました。

イギリス英語では、ar r は発音しませんので十分ご注意ください。

舌は持ち上げず「アー」と発音します。

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2.語末に ar がある場合の発音


発音記号で書くと[ər]。
単語が2音節以上あり、語末が ar の場合、

ほんのわずかに口を開け、短く弱く「ア」と発音します。

単語の中に母音が2か所以上ある時には、語末の ar は短く弱くあいまいに発音します。

これは ar の弱音形の発音です。

単語の中に2つ以上の母音が存在する場合、強く発音される母音と、弱く曖昧に発音される母音があります。

 

ar が強く発音される母音の場合は [ɑːr] となりますが、弱く発音される場合は、短く軽く弱く曖昧な[ər]になります。

 

sugar という単語の場合、英和辞典を引き発音記号を見ると、u の上に第一アクセントマーク(カタカナのノのような記号)がついています。

この単語の場合、強く発音される母音は u で、語末の ar 部分は弱音化して発音します。

 

わずかに口を開け、短く弱く「ァ」と発音します。


sugar
caterpillar
vinegar
nectar
calendar
grammar
irregular

 




3.war は例外


war(戦争)の ar は、「オーr」。
warm (暖かい)の ar は、「オーr」。
ward(区)の ar は、「オーr」。
warn(警告する)の ar は、「オーr」。
warp(曲げる)の ar は、「オーr」。
発音記号で書くと[ɔːr]。

唇(口)は、日本語の『お』を発音する時のように開けたまま『お~r 』という感じで声を出します。

舌はどうなっているかというと、『お』といったらすぐに、口の天井にむかって舌先を上向きにカールさせ、『 r 』部分で舌先のカールを止め完了する。

舌先は、口の天井には触りません。

このタイミングで舌先を動かすことによって音を変化させます。

 

みなさん、よく誤解するようですが、『お~』と発音するのではなくr を入れねばなりません。

『~r』部分では、口の開き具合はほんのわずかだけ縦方向にせばめるようにしてください。

舌先をカール=巻き上げていく=持ち上げていく、つまり、舌先を徐々に持ち上げていくにつれて、音が変化していくのが war の ar なのです。

 

この音を初めて練習する時には、とにかく、ゆっくり舌先をカールさせながら、出てくる音の変化を自分の耳で確認すること。

 

舌がどんな形になった時にどんな音が出るのか?

をしっかり確認することが大事です。

 

慣れてきたら、舌を動かすスピードをアップしていき、ナチュラルスピードまで持っていって下さいね。

 

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